わたしたちについて
手間をかけること。時間をかけること。
本来そこにあるはずの価値が、少し見えづらくなっているのかもしれません。
zucchero、そしてサライの製品は、そんな時代の中で、
“丁寧につくられたものの価値”をもう一度大切にしたいという想いから生まれています。
創業ストーリー
はじまりは、バッグを届ける仕事から
弊社は約30年前に「問屋業」として創業しました。日本国内の職人や工場から、あるゆる「バッグ」を仕入れ、弊社のお取引先様(小売店)に卸し、店舗に来られる消費者様にお買い求め頂くという流れでした。
ズッケロのストーリー
多くの製品を国内の職人や工場から仕入れ販売する事が、当時の主流でしたが、時は流れ、海外生産が広がり、世界中の製品が身近になった時代。私たちは、「より良いものを、より手に取りやすい価格で届けたい」という想いから、アジア各地へ生産者を探す旅に出ました。
その旅の途中、小さなお土産物屋で出会った一つの革製品。素朴で、温もりがあり、どこか懐かしさを感じる佇まい。その出会いが、今ではズッケロを代表するメッシュシリーズの始まりとなりました。ひとつの偶然の出会いが、ズッケロというブランドの原点になったのです。
きっかけはインドネシア、バリ島。
ある日、弊社の関係者がプライベートで訪れていたインドネシア・バリ島。
ふと立ち寄った小さなお土産物屋で、ひとつの革製品と出会いました。それは決して、お世辞にも「品質が高い」と言えるものではありませんでした。
しかしそこには、クラフトならではの素朴な表情と、ナチュラルな革の風合い、そしてどこか温もりを感じる佇まいがありました。
まるで、作り手の想いがそのまま形になったような存在。その魅力に強く惹かれ、店主に「このバッグはどこで作られているのか」と尋ね、すぐにその工房へと向かいました。
そこにあったのは、小屋のような小さな作業場。職人たちは床に座り、革を裁断し、一針一針縫い上げていく。その光景は、かつて日本にもあった家内制手工業の原風景を思わせるものでした。効率やスピードが重視される現代のものづくりとはまったく異なる、ゆっくりと時間をかけて生まれるものづくり。
その体験から、私たちの中にひとつの想いが芽生えました。作り手の温もりや想い、そしてその土地の文化までも感じられるものづくりを、日本へ届けたい。その想いこそが、ズッケロのものづくりの原点となっています。
こうして私たちは、バリ島でバッグの生産を依頼することになりました。
しかし当時の製品は、いわば「手作りの革小物」といったレベル。その品質は、日本の厳しい基準を満たすものではなく、ものづくりは決して順調とは言えませんでした。縫製、裁断、仕上げ。一つひとつの工程を見直しながら、現地の職人たちと何度も試行錯誤を重ねる日々。完成したと思えば、また新たな課題が見つかる。そんな失敗の連続が、数年間続きました。それでも、現地の職人たちの技術と想い、そしてクラフトの温もりを大切にしたいという気持ちは変わることはありませんでした。多くの人の努力と挑戦を積み重ねながら、少しずつ品質を高め、そして形になっていったもの。それが、今の 「ズッケロ」のものづくり です。
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私たちが届けたいもの
それは、「流行るもの」ではなく、「暮らしに残るもの」です。
日々の暮らしの中で、静かに寄り添い、気がつけば自分の一部のようになっている。そんな存在になれたらと、私たちは願っています。使うほどに表情を変え、手に馴染み、持ち主の時間を映し出していく素材。zucchero、そしてサライの製品に多く使われている「革」という素材は、使い込むほどに味わいを深め、ゆっくりと美しく経年変化していきます。同じ形のバッグでも、同じ色の革でも、そこに刻まれる時間は一つとして同じではありません。持つ人の日々とともに、少しずつ表情を変えながら、その人だけの存在へと育っていく。そんなものづくりを、私たちは大切にしています。
ものづくりへのこだわり
01. 現地素材と作り手へのこだわり
ズッケロの製品は、現地で育まれた素材と、その土地の作り手の手仕事から生まれています。最新設備や大量生産に頼るのではなく、素材の個性と人の技を活かすことで、手に取りやすく、日常に寄り添うものづくりを大切にしています。
職人の手仕事が光る、上質カウレザーの逸品
職人の手により、1枚ずつ手で染めては天日で乾かす工程を何度も繰り返して仕上げた上質なナチュラルカウレザーを使用しています。この革は、革本来の風合いを最大限に活かす製法で丹念に作られています。
だからこそ、ひと目で本革とわかるナチュラルなシボ(シワ)や素朴な匂い、そして革本来の色の濃淡といった豊かな表情をお楽しみいただけます。これらは、天然素材である証明であり合成皮革にはない、自然な風合いの魅力です。
02. アナログが生む未完成の美学
日々の手仕事の積み重ねの中で、職人たちは少しずつ技術を磨きながら、ひとつひとつの製品を形にしていきます。その過程で生まれるのは、機械による大量生産では決して生まれない、わずかな表情の違いや揺らぎ。均一ではないこと。完璧に整いすぎていないこと。
そこにこそ、手仕事ならではの温もりと個性が宿ります。わずかな不完全さが、やがて製品に奥行きを与え、工業製品にはないエモーショナルなムードを生み出していく。
私たちは、そんな“未完成の美しさ”を大切にしたものづくりを続けています。
03. 共に作り、共に育てる価値
作り手の想いと、使い手の時間が重なることで、製品は完成していきます。使い込むほどに馴染み、表情を変えていく過程も含めて、その人だけの相棒となる。
ズッケロは、そんな関係性を大切にしています。
アフターケア
ご購入商品長くお使いいただく為にアフターケアもお受けします。
できる範囲はございますが修理対応もご相談お受けしておりますので、お気軽にご相談下さいませ。また、ズッケロの革に合わせた成分を配合した栄養クリーム等 お手入れ商品も取り揃えています。
サステナビリティ
「私たちの製品」で用いる天然素材の一種、「革」ですが、多くの場合、「革製品を作る為でなく食肉用の動物から出る副産物」になります。その素材を無駄なく活かし、長く使える製品へと仕立てること。それは古くから続く、「サステナブルな活動」と捉えています。また、これまで革でつくっていた製品を別の素材で代替する事になれば、さらなるCO2の排出につながる可能性があります。「皮を革」としてアップサイクルし、革製品として活用することは、脱炭素にも繋がる取り組みであると私たちは考えます。
素材について
「私たちの製品」は「そのデザインやつくり、商品特性」に最も適した工場を選定し、使い分けており、「メイン素材」は可能な限り「その国や地域にある現地素材」を使用しています。これは環境負荷の低減は勿論の事、地域固有の素材や伝統技術を最大限に活かす事で、製品が地域や国境を越え「文化の継承と交流」に繋がると考えるからです。